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緑のカーテンの簡単な作り方(100均利用も)!ネットの貼り方やマンションでの方法も解説

緑のカーテンの簡単な作り方(100均利用も)!ネットの貼り方やマンションでの方法も解説花・植物・ガーデニング

「グリーンカーテン」や「緑のカーテン」と呼ばれる植物で作る自然のカーテンの楽しみ方をご紹介します。

今や夏の風物詩ともいえ、省エネ効果も期待できる「緑のカーテン」は、気軽に取り入れることができ、作り方は意外に簡単なんです。

そこで今回は「緑のカーテンの簡単な作り方(100均OK)!ネットの貼り方やマンションでの方法も解説」と題し緑のカーテンの簡単な作り方をご紹介します。


グリーンカーテン(緑のカーテン)いつから始める?

グリーンカーテン(緑のカーテン)いつから始める?

植える時期のベストタイミングは4月末〜6月上旬頃。
  • 種から植える場合は4月末頃から
  • 苗からの場合は5月中旬頃から6月上旬ごろ

にプランターなどに植えます。。

初心者の方は種からだと失敗しやすいので、苗からをおすすめします。


グリーンカーテン作りに必要なもの

グリーンカーテン作りに必要なもの

まず、必要な道具をそろえていきましょう。

  • ネット
  • プランター
  • 結束バンド(12本ほど)

ネット&支柱 | 100均でも購入可

イメージする緑のカーテン(グリーンカーテン)の大きさ(高さや幅)が決まったら、それに合わせて用意していきましょう。

グリーンカーテンネットや支柱、紐(結束バンドOK)は100均でも購入できます。

園芸ネットのサイズ選びに悩んだら、1.8×1.8m程度のサイズを選びましょう。家庭菜園や一般家庭のグリーンカーテンならこの大きさがあれば十分です。

網目は10cm角がベスト。

サイドロープ付
両サイドが強力なロープになっているので、ネットがたわみません。

 

▼グリーンカーテンのネットを張るのはDIYでやってみると安くつきますが、初心者の方はフリーカーテンの支柱とネットのセットの既製品もあるので便利でおすすめです。

 

▼フレキシブル ウォールフェンス
壁に立てかけるだけで、より簡単に設置できます。先端には保護・滑り止め用のゴムキャップがつけられ、土の地面には付属の埋め込みベースでしっかり固定できます

プランター・鉢

グリーンカーテンのプランターは、大きめのプランターを用意しましょう。深さがあるプランターを選べば、根がしっかりと張るので生長がよくなります。

プランターの底に「鉢底石(はちぞこいし)」を敷いてから土を入れると、排水性がよくなります。

▼プランターや鉢のサイズと土の容量はこちらの記事で詳しくまとめています。

植物の苗

種から育てることもできますが、初心者の方は苗から育てると失敗が少なく簡単なのでおすすめです。

苗は緑色が濃くて生き生きとしたものを選び、1つのプランターに対して2個程度を準備します。

土&肥料

土はプランターの容量に合わせて用意しますが、初心者の方は市販の培養土などがおすすめです。

▼プランターに合わせた土の容量はこちらの記事をご参照ください


グリーンカーテンの簡単な作り方

グリーンカーテンの簡単な作り方

緑のカーテンの作り方を簡単にご紹介します。

ネットの取り付け

ネットを張っていきます。

ネットはなるべくピンと張りましょう! 植物の成長も良く、葉が繁った時に見た目も美しくなります。

戸建ての場合とマンションの場合とをご紹介します。

戸建て住宅の場合

 

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  1. 2階のフェンスや手すり、または壁に取り付けたフックや金具などにネットの上部をしっかりと結びます。
  2. ネットの下部は、石やブロックなどのおもしや地面に打ち込んだ金具などを利用して固定します。
  3. ネットは地面に対して垂直ではなく、70度くらいの角度を付けると全体に日光がよく当たります。

ネットの中にも縦に支柱を数本通すと、ネットがたわまずしっかりしたカーテンになります。

マンションやベランダの場合

マンションなど集合住宅の場合は、フックなどを壁に取り付けることが困難な場合もありますよね。

そのような場合には、ベランダ用物干しなどを使うといいですよ。

イチオシ! 突っ張り棒で固定できるし、耐荷重も(約)30kgもあり、実のなるグリーンカーテンにしても安心

ポイント!

  • ベランダで育てる場合は、バルコニーの手すりから少し内側の位置に設置すること!風でグリーンカーテンが煽られた時、下の階に葉や実が落ちたりするのを防げます。
  • 突っ張り棒の幅はネット用支柱の長さに合わせること。
  • 支柱は必ず結束バンドで固定すること! 強風にも耐えられるように。
  • 台風の時は、物干しの高さを低くすれば簡単にたためます。→戻すのも簡単

プランターに土を入れ苗を植える

  1. プランターをネットの内側に設置して培養土を敷きます。
  2. 鉢いっぱいに土を入れず、鉢の縁の高さより2~3cm低い位置までにして、ウォータースペースを作りましょう。鉢の縁ギリギリまで土を入れてしまうと水やりの際に水が上から溢れ出てしまいます。
  3. ネットの長さが余ったらプランターの下に巻き込み縦方向もネットをピンと張ります。
  4. ビニールポットから苗を取り出し、枯れた下葉がある場合は取り除きます。
  5. ポットから出した苗は土を落とす必要は基本的にありません。根が回っていてガチガチになっている場合のみ根を傷めないよう優しく根崩ししてください。
  6. 苗の土の表面と植え込んだ土の表面の高さを揃え、根がむき出しにならないように植え付けます。
    植え終わったらたっぷりと水を与えてください。


グリーンカーテン育て方のコツ

植物の種類によっても管理方法は異なりますが、一般的な内容をご紹介します。

水やりと肥料

プランターの土は畑や花壇よりも渇きが早いため、植え付け後1週間ほどは毎朝水やりを行いましょう。

苗が落ち着いてきたら、土の表面がしっかり乾いたら、鉢底から水が出るまでたっぷりと。

子ヅルが伸び、横に2m位まで広がってきましたら肥料をあげます。

花が咲く、実がつき始めるなどの生長が著しい時期には、必要に応じ、肥料をあげてください。

追肥が必要なのは、葉の色が薄くなったり、黄色くなりかけた場合です。

▼マンションなどの場合肥料の臭いにも気を付けたいので嫌な臭いのしないタイプがお薦め

摘芯・誘引

本葉が5~6枚になったら、茎の先端を2~3cm切ってください(摘芯てきしんといいます)。 こうすることで脇芽(子ツル)がたくさん出やすくなります。

子ツルも摘芯すると孫ツルが出てきます。 ツルが伸びてきたら、ネットに絡まるように、所々をヒモなどで軽く留めてください(誘引ゆういんといいます)。

摘蕾・摘花もしてみましょう

蕾がつきはじめてきたら、花を咲かせずに蕾のうちに摘んでしまいます。こうすることで、花や実に栄養を持っていかれず、葉っぱやツルに栄養が行き渡り、大きな面をつくってくれるのです。


緑のカーテンの涼しさの仕組みと効果

緑のカーテンの涼しさの仕組みと効果

緑のカーテンでは、太陽光の熱エネルギーを約80%カットする効果があるといわれています。

スダレでは約50~60%、高性能の遮蔽ガラスで約55%のカットになります。

 

その仕組みと効果を見ていきましょう。


緑のカーテンの涼しさの仕組みと効果
涼しさを保つ仕組み効果
直射日光を遮る室内温度の上昇を抑え、節電効果につながる
葉から蒸発する水分が周りの温度を下げる打ち水の効果と同じ
壁や地面の表面温度を抑える

緑の茂った葉が、窓から入る直射日光をさえぎるので、室内温度の上昇を抑えます。

また、葉から蒸発する水分が周りの温度を下げ、その「涼風」を室内に取り込めば、涼を感じられエアコンなど冷房機器の使用を抑えることができて、省エネ効果につながるんです。

さらに、建物の壁などに熱を蓄積させないので、ヒートアイランド現象の緩和にも役立ちます。

涼しさだけではありません! 他にも次のような効果がありますよ。

▼上記以外の効果

  • 外からの目隠し効果
  • 花や実を楽しむ

グリーンカーテンがあれば、周囲から部屋の中が見えにくくなり、窓やカーテンを開けて新鮮で涼しい空気を取り込みやすくなりますね。

 

花や実をつける植物を選べば、花の鑑賞や

「実」物の収穫も楽しめるんですよ

緑のカーテンの簡単な作り方(100均OK)!ネットの貼り方やマンションでの方法も解説まとめ

「緑のカーテンの簡単な作り方(100均OK)!ネットの貼り方やマンションでの方法も解説」と題し御紹介してきました。

いかがでしたでしょうか。

緑のカーテンに必要なネットや支柱などは100均でも購入することができますので、探してみてくださいね。

設置するだけで簡単にネット代わりとなるアイテムを使ったり、苗から育てることで初心者でも簡単に作ることができますよ。

涼を得られる効果だけでなく、緑や花をめで、収穫の喜びまで楽しめる緑のカーテン。ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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