快適な涼しい風を求めて使っているのに「扇風機がうるさくて眠れない」「職場で隣の人のマイ扇風機がうるさい」と【扇風機の音】に悩まされている事はありませんか?原因別の対処方法をご紹介いたしますので今すぐチェックしてみてください。
ひとたび「音」を意識しはじめると、もう止められない。気になりすぎてイライラしながらそのまま数時間眠れなくなってしまう事も……。
今回はそんな、日々の生活に大きな影響を与えかねない「扇風機の音」対策を「扇風機の音がうるさい!眠れない!を解決|キュルキュル・ブーン変な音の原因と対策や対処法」と題しご紹介いたします。
▼こちらの記事で分かること▼
- 扇風機の音がうるさい原因
- 扇風機の音がうるさいから眠れないという時の対処方法
症状から原因を特定し、対策を取っていきましょう。
扇風機の音がうるさいから眠れない?
こちらの記事に訪問してくださった方は、扇風機がうるさくて眠れないとストレスを感じお悩みの方だと思います。
音が気になってしまうと、その音自体が「騒音」と感じられ不快ですよね。すぐにでも原因を突き止め、対策を取っていきましょう。
私はエアコンが苦手で、昔から夏は扇風機を愛用しているのですが、時々音には悩まされるんですよね。
音にもいろいろあります。
当記事では、症状を分かりやすくするために「キュルキュル・ブーン」などの擬音で表現していきますので、お持ちの扇風機の気になる症状に近い項目をチエックしてみてくださいね。
扇風機の音がうるさい原因
扇風機のスイッチを入れることで「うるさい音」が発生するといった場合、一般的に次のような原因が考えられます。
自宅用の扇風機だけでなく、ハンディータイプや職場のデスクに置くようなタイプにも当てはまりますのでご確認ください。
風そのものの音
扇風機がうるさい理由で考えられるのは「風そのものの音」です。
扇風機はモーターで羽根を回し、空気を押し出すことで風を作り出してくれます。
この時に、発生される風の音が原因となっていることがあります。
- 「羽根(ファン)に風が当たる音」
- 「自分の近くの障害物に風が当たる音」
- 「羽根ガード(扇風機のカバー)に風が当たる音」
これらの風の音は、扇風機の構造上の問題なので自分で改善することは難しいです。
変な音「ブーン」の2つの原因
扇風機から「ブーン」という低めの変な音が聞こえるときは2つの原因が考えられます。
ホコリ
一般的な扇風機は風を切るときに「ブーン」という音を発生します。
もし、いつもよりあきらかに音が気になると感じられる場合には、羽根や中心部分にホコリがたまっていることが考えられます。
ホコリの空気抵抗の音の分、うるさくなってしまっているんですよ。
基本的に扇風機って、羽根を回転されることで、後ろから空気を吸い込んで、前から風を送り出しているんですね。
この時、空気中のほこりも一緒に吸い込んでしまうので、ほこりが溜まりやすいんです。
このたまったほこりにも、空気(風)があたるので、音が発生してしまうというわけです。
ホコリがたまると風で撹拌され、使用者が吸い込んでしまう事にもつながるので良くないですね。
モーターの音
羽根のホコリを拭き取ったのに変な音「ブーン」が聞こえてくるときは、「モーターの音」が原因と考えられます。
- モーターの振動音
- グリス不足
昔の扇風機に比べて、最近の扇風機はモーター音がだいぶ抑えられていますので、正常ならほとんど気にならない程度だと思いますが、明らかに変だと感じられる場合は、グリス不足が想定されますよ。
キュルキュルなる場合
「キュルキュル」という高めの音がする場合考えられる原因は以下の3点です。
- ネジのゆるみ
- グリス切れ
- ベアリングの摩耗
確認できる範囲のねじをチェックし、本体の軸の部分や羽根の元の部品にオイルやグリスを差すことで音が解消できる場合があります。→対処方法へ
しかし、ベアリングの消耗や、見えない部分のねじのゆるみは、素人では扱いが難しいので、メーカーさんに相談してみることをお勧めいたします。
首振り時の「カクカク」・「キーキー」の原因
扇風機の首振り時にカクカク・キーキーと異音がする場合は、主に2つの原因が考えられます。
- 羽根を軸に固定する部品のゆるみ
- 羽根の軸に接するパーツの破損
扇風機のお手入れをするとき、パーツを外してそうじし、その後組み立てるときに、部品が緩んでしまっていることも考えられます。
もう一度羽の部分を確認してみてくださいね。
パーツの破損は、個人では対応が難しいので、メーカにご相談することをお勧めいたします。
どちらも安全のため早急に対処することをおすすめします。
扇風機の音がうるさいから眠れないという時の対処方法
扇風機から発せられる異音の原因を突き止めることができましたでしょうか。
では、どう対処すればいいのかを順を追って解説いたします。
もし、はっきりとした原因が分からないという方は、これからご説明する方法を順にお試しいただければと思います。
風を弱くしてみる
最も簡単で単純な対策方法は、「風を弱くする」ことです。
暑いからと風を「強」にして使う事で風の抵抗音が大きくなるタイプの扇風機の場合(主に古いタイプの扇風機の場合が多いです)、「中」以下に設定することで音を改善することができますので、まずは強弱を調整してみてください。
指一本で解決できればラッキーですよね。
扇風機を置いてある場所を見直す
扇風機を置いてある場所とその周りを見渡してみましょう。
あまりにも自分の近くにおいてあると、単純に距離が近すぎて運転音が耳障りという事もありますので少し距離をあけてみましょう。
また、扇風機と自分との間に遮蔽物がある場合は、それを取り除くだけでも改善されることもあります。確認出来たらすぐに取り除きましょうね。
カーテンの近くにおいてしまったことで、扇風機の後ろ部分にカーテンが吸い込まれる形となって「ブーブー」うるさくなったという事もありますよ。後ろの方に障害物があると音だけでなく涼しさも半減しますので、後方のチェックも忘れずに行いましょう!
静音シートを敷く
うるさい音の原因が「モーターの振動音」かな?と思ったら、今すぐ扇風機の下にバスタオルを敷いてみてください。
フローリング等、硬い床の場合はモーター音が響きやすいことがありますよ。
これで音が改善出来たら、バスタオルをそのまま使用していてもいいのですが、見た目がいまいちですので、できれば100均などでも購入できる静音シートを敷いて見た目も良くしていきましょうね。
職場で隣の席の人の扇風機の音が気になったとき、ちょっとタオルで試してもらたら効果抜群で、今は透明の静音シートを敷かせてもらってます。
扇風機を掃除して油やグリスをさす
扇風機を掃除して油やグリスをさしてみましょう。
こちらは、通常のメンテナンスとしてもおすすめのやり方です。
【扇風機を掃除する方法】
- カバーと羽根を本体から取り外します。
- カバーと羽根を洗い、しっかり乾燥させる。
(羽根を乾燥させた後に、洗濯用の柔軟剤を布に含ませて拭いておくと、ほこりが付きにくくなるのでお勧めですよ) - 本体の軸の部分や羽根の元の部品にオイルやグリスを差す。
故障の可能性なら修理か買い替えを
扇風機を掃除してみたり、ネジのゆるみやグリスチェックをしてもなお、音が気になる場合は、羽根の軸の部品が消耗もしくは扇風機の故障が考えられます。
内部分解が必要となる修理は素人では難しいので、メーカーさんに修理を依頼するか、買い替えを考えられることをおすすめいたします。
改造はケガ・火事の可能性も
扇風機の音に悩む方に、改造で音を小さくする方法をご紹介している記事を見かけることがあります。
改造することで音を改善できたとしても、素人での機械いじりは怪我や事故の危険もあります。
メーカーの安全保障も得られなくなりますし、突然発火してしまうなどの危険性も考えられます。
個人的にはお勧めできません。
扇風機の音がうるさい!眠れない!を解決|キュルキュル・ブーン変な音の原因と対策や対処法まとめ
「扇風機の音がうるさい!眠れない!を解決|キュルキュル・ブーン変な音の原因と対策や対処法」と題し記事をまとめてまいりましたがいかがでしたでしょうか。
扇風機がうるさいと気になって寝付けなくなり不快ですよね。
変な音がすると気になる時は、風切り音・モーター音という原因のほか、扇風機の汚れやグリス切れ等の理由が考えられます。
風力を小さくしたり、扇風機を置く場所を見直す、静音マットを敷くなど簡単な方法で解決できる場合もありますよ。
さらに踏み込んだ対処方法は埃を取る・グリスを注すなどのお手入れをすることです。
いずれも比較的簡単にできる方法ですので、普段からちょっぴり気を付けてメンテナンスしておかれるといいですね。
職場で、お隣の方のマイ扇風機の音に悩まされている方にもおすすめできる方法ですので、是非お試しください。
皆様が涼しい風で快適な時間・快適な眠りを得られますように。